古民家移築プロジェクト第三弾-内装-

古民家移築プロジェクト第三弾-内装-

2016.11.27

古民家移築プロジェクトも上棟から2週間半が経ち、内装工事に入っていきます。

 


建築17日目

古民家

古民家施工

壁面にボードを貼り、下地を施工していきます。
機密性、断熱性にも配慮した断熱材を入れ、覆うように石膏ボードを貼り進めていきます。
徐々に部屋らしくなってきて、完成のイメージができるようになってきましたね!

 

 


建築20日目

古材

ボード貼りに並行してトイレやユニットバス、キッチンを設置していきます。
古民家の再生とはいえ、やはり現代の生活を行う上で支障をきたしてはなりません。
今回は事務所としての古民家再生、いらっしゃるお客様をおもてなすことが重要になりますので、お施主様と施工業者様が密に打ち合わせをし、現代のサニタリープランニングで行くことになったようです。
古きものと新しい設備の融合、古民家再生ではとても重要になってくるポイントですね。

 

 


建築28日目

壁面のボード貼りが終わり、珪藻土を塗り仕上げていきます。
珪藻土とは、防水性や調湿機能に優れた仕上げ材で、古くから土蔵や家屋の土で造られた内外壁の上塗り材としても用いられてきたもので、石灰に麻の繊維や藁の繊維(すさ)を加え、草本や海藻から得る接着剤、水などを加え練り上げて作られます。

古材施工

今回の珪藻土には米所魚沼産のもみ殻を使用しております。
職人さんに尋ねたところ、魚沼のもみ殻は質が良く、壁の表情が豊かになると教えていただきました。

古材梁

越後の国新潟産の古民家を使った古民家再生。
細部まで、職人さんのこだわりが感じられますね。

 


次回の古民家移築プロジェクト第四弾では最終段階の『仕上げ』の様子をお伝えしたいと思います。

<<古民家移築プロジェクト第一弾-仮組み-

<<古民家移築プロジェクト第二弾-上棟-




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